定年までは仕事で鉄道をよく利用していたが、定年後はマイカー利用が大半で、海外・国内旅行など遠方へ旅する時は関空まで車で行って飛行機に乗っていた。
定年後にJR特急を利用したのは、2015年2月に青春クラブの旅サークルで「大阪城3Dマッピング」に行った時だけだった。この4月、紹介され京都の病院に行くことになって11年ぶりに乗ったJR特急は様変わりしていた。戸惑うことの連続だった。
≪JR特急くろしお:パンダ号≫

以下は、11年前のJR特急にしか乗ったことがなかった自分が、病院通いでJR特急を利用せざるを得なくなり、『戸惑い・学び・世の流れに追いつかなきゃとチャレンジ』している経緯について、頭の中を整理するために文章化したものです。
自分のための備忘録でもありますので、読み飛ばしされることをおすすめします。
・・・1回目の京都往復・・・
出発駅から到着駅までの時刻表は乗換案内のジョルダンで調べた。出発時間指定だけでなく到着時間も指定して検索できるし、しかも複数経路とその所要時間や運賃まで教えてくれたので大助かりだった。
<ジョルダンから選択した往路(復路は逆)>
最寄り駅~JR特急・JR環状線・京阪特急・京阪準急に乗継~到着駅
<知らなかったこと>
- 出発日前日、駅に行っても以前みたいに駅の窓口では切符は買えなかった。
- 特急の全車両が指定席に変わっていて、乗るには事前に座席指定券を買っておく必要があった。
- 切符販売は券売機のみに変わっていた。予約乗車券と特急座席指定券は、「普通の券売機」ではなく、「みどりの券売機プラス」で買う必要があった。
<みどりの券売機プラスでの切符購入>
駅員さんが、「みどりの券売機プラス」の設置場所に案内し、オペレーターを呼び出すようにしてくれた。
『表示の待ち人数が0人になったら、電話口に出てオペレーターに切符を注文してください』。そう言ってから駅員さんは離れて行った。
オペレーターとは窓口で切符を買うのと同じように注文できた。支払いはクレジットだったので、オペレーターの指示通りに操作した。すると、JR乗車券往復が自分と家内の2人分、往路だけの特急座席指定券が2人分、クレジットカード控えの全7枚が券売機から出て来た。
<「みどりの券売機プラス」を使って感じたこと>
オペレーターの待ち時間が約10分。注文して買うのに5分ほどかかった。次に切符を買うときは、もっと便利な方法がないか考えなくちゃと思った。
<復路の天王寺駅で、特急座席指定券を購入するのは容易でなかった>
帰りは何時の特急に乗れるかがわからなかったので、事前に復路の特急座席指定券は買っていなかった。復路の特急利用は天王寺駅からだった。天王寺駅の改札で駅員さんに「みどりの券売機プラス」の設置場所を教えてもらった。
ターミナル駅なのに特急座席指定券の買える「みどりの券売機プラス」は1台しかなく、5~6人が順番待ちしていた。買うのに手間取る人が多く、順番が来るまで20分ほど待った。自分も1回目の操作は失敗し2回目の操作で買えた。自分の後には5~6人が並んでいた。
<乗車直前に特急座席指定券を購入する場合に思ったこと>
今回は発車時刻まで余裕があったから事なきを得たが、「みどりの券売機プラス」に並んでいる間に電車が発車してしまうリスクがあると思った。次に乗る時は、発車直前であってもスムースに乗車できる方法がないかを調べなきゃと思った。
・・・2回目の京都往復・・・
特急くろしお号は新大阪駅起点が基本だが、午前中に京都駅行、夕方に京都駅発が1日に各1本だけ走っていた。診察予約時間が午後だったので、それを利用した。
≪特急くろしお:運行区間≫

<ジョルダンから選んだ経路(復路は逆)>
最寄り駅~JR特急・地下鉄烏丸線・地下鉄東西線・京阪電車に乗継~到着駅
<出発日数日前に、パソコンを使ってネットで切符を注文・決済>
最寄り駅から京都駅までの往復のJR乗車券と特急座席指定券を2人分、パソコンを使ってネットで注文しクレジットで決済した。
<出発日数日前、切符引き換えのため駅に行った>
ネットで注文した予約ナンバーなどをプリント・持参し、最寄り駅に行った。
「みどりの券売機プラス」の前にオペレーター待ちの人が1人いた。オペレーター待ちに10分、オペレーターとの会話に新幹線予約などもあって10分はかかっていた。田舎駅なのに自分の後ろに4人の行列が出来た。並んでいた若い女性、特急の乗車時刻が迫ったのか、並ぶのをあきらめスマホを操作しながらホームに降りて行った。
自分の発券は予約ナンバーなどを入力すると、すぐに終わった。
<切符引き換えで思ったこと>
事前にネットで注文・決済してあっても、乗車券と特急座席指定券では切符の必要性が違った。乗車券は事前に切符に引き換えしないと乗車できないが、特急座席指定券は切符に引き換えしなくてもチケットレス(スマホ画面、またはパソコンはプリントしたものを提示)で乗車できる。
ただ、切符の引き換えは、前日までであれば「みどりの券売機プラス」に並んだとしても時間的に問題はない。
<復路の特急座席指定券はリスクがあった>
2回目は復路に乗る特急列車も決め事前に特急座席指定券も事前に買っていたので、1回目のように現地で「みどりの券売機プラス」に並んで復路の特急座席指定券を買う必要はなくなった。
ただ、心配だったのは復路の特急の時刻に間に合うよう診察が終わるかどうかだった。間に合わなければ特急の座席指定券がパーになり、変更した列車の特急座席指定券を買う必要があった。スマホで列車変更はできるが、京都発から新大阪駅発への区間変更もできるのかは聞いてみないとわからない。リスクがありすぎた。
幸い、今回は診察が思った以上に早く終わり、特急電車待ちとなったことでアチコチ散策もした。
・・・3回目の京都往復に備えて・・・
1回目・2回目の苦い体験を踏まえ、いろいろ調べ考えてみた。
<面倒な特急座席指定券を購入しない場合>
最寄り駅から京都の病院に行くにはJR特急を利用しても約3時間はかかる電車旅。特急の座席指定を使わずに京都に行く方法はあるが、所要時間が増える上に立ちっぱなしの覚悟をしなきゃならない。運賃は半額と魅力的だが、止むを得ない場合を除き、老体を労わるには座席指定は不可欠と判断した。
<出発前日までに往復乗車券と往路だけの特急座席指定券を購入しておくのがベスト>
出発日前日までに自宅からネットで注文して決済し、駅の「みどりの券売機プラス」で切符に引き換えておく。
<復路のJR特急券はチケットレスに限る>
復路の特急券は、診察が終わってから乗車できる特急の時刻を調べ、スマホから座席予約し、発券の必要がないスマホ画面提示ですむ「チケットレス」にする。
このため、JRおでかけネットに会員登録することにした。これで、復路は診察終了後に乗りたい時刻の特急に乗れるし、特急券を買うために券売機に並ぶ必要もなくなる。
<病院への経路は、乗り継ぎが楽な京阪電車を利用する>
1回目と2回目に経路を変えてわかったことがあった。
乗り換え時に歩く距離や階段の上り下りが少ないことから、1回目の経路である京阪電車利用にする。
<京阪電車のプレミアムカーもチケットレス>
京阪電車を利用した1回目の時、ジョルダンの乗換時間どおりに京橋駅で京阪電車の座席指定が必要なプレミアムカーに乗ろうと駅でチケットを注文すると、予約で満席だった。幸い時間的余裕があったのと、後発の特急電車に空席があったので事なきを得た。
乗換案内どおりの電車に乗るためには、会員登録し事前にスマホから座席予約し決済しておけば、スマホ画面による「チケットレス」でジョルダン案内通りの特急プレミアムカーに乗車できる。
・・・当日、急に特急電車に乗る必要がある時のことも考えてみた・・・
病院は予約制なので急に当日乗車することはないが、この際、そうした場合にどうすればいいかも考えてみた。
普通乗車券だけは、簡単操作で買える普通の券売機で買う。大きな駅だと券売機の数も多い。もし目的地まで買えなかったとしても車内や降車駅で乗り越し清算すればいい。特急座席指定券は乗車2分前までにスマホで予約・決済しておけば、「みどりの券売機プラス」に並ぶ必要もなく、「チケットレス」で乗車できる。
≪スマホ使いこなせば 楽々のはず≫

・・・スマホにチャレンジするしかない・・・
スマホ操作は苦手。使いこなせるかが問題。でも便利に乗るためにはチャレンジするしかない。
・・・スマホの便利機能、少しは理解できたかも・・・
- 画面が大きくてキーボードもマウスも使えるパソコンと違って、スマホは文字入力がしづらいこともあって多様な活用はしてこなかったし、多様な機能を知ろうともしなかった。今回、スマホの文字入力タッチ画面を拡大してタッチをし易くしたり、画面表示文字を大きくしたりができたので、少しは使いやすくなった。
- 今回、会員登録画面へログインしようと思ったら、本人認証のためワンタイムパスワード入力を求められた。開いた入力画面を閉じずにメール着信画面を開く必要があった。パソコンだったら簡単な複数画面操作だが、スマホでの操作がわからなかった。YouTubeで調べて何とか克服した。
- スマホで電話問い合わせした時、音声ガイダンスで番号入力が求められた。わからないので電話を切り、固定電話で問い合わせて事なきを得たことがあった。YouTubeで調べ、スマホで電話中に番号入力する方法も知った。
- パソコンでよく使っているマウスを使っての「コピー」・「貼り付け」。スマホでの使い方もわかった。文字入力は克服できないとしても、今回のことで少しはスマホ機能を知ることになった。
・・・いずれ、もっと楽に旅ができるはず・・・
「自宅」と「行きたい場所」と「日時」をパソコンで送信するだけで、自宅の庭に無人のドローンタクシーが舞い降りてきて、ドローン内で寝転びスマホでも見ていれば、いつの間にか「目的の場所」まで運んでくれる。スマホ操作も電車乗換も必要ない。しかも鉄道よりも安くて早い。いつか、そんな時代が来るはず。
軍事ミサイルだと緯度・軽度をセットするだけで何百kmも離れた目的地に飛んでいく時代。弾丸がドローンに、発射と着弾が離陸と着陸に変わればいいだけのはず。
・・・・・・・ THE END ・・・・・・・